高度なゲームをMac、iPad、iPhoneに展開する

Game Porting Toolkitを使うと、Mac、iPad、iPhoneの統一されたゲームプラットフォームで、かつてないほど簡単にゲームを展開できます。向上した互換性、ますます充実したガイダンス、更新されたツールを活用しましょう。

Game Porting Toolkit 4をダウンロード

Windows向けのMetalデベロッパツールをダウンロード

最新情報

Game Porting Toolkit 4を利用すると、ゲームをAppleプラットフォームに対応させる際の所要時間、労力、コストを大幅に削減できます。

  • AppleのGitHubにおける新しいコンパニオンリポジトリは、オープンソースのエージェントスキルとサンプルコードを組み合わせることで、ポーティングプロセスの全体でAIコーディングエージェントの活用を支援し、高品質なポーティングを行ってAppleプラットフォーム向けのリリースを迅速に完了できるようにします。
  • 新しいエージェントスキルにより、ポーティングプロセスのあらゆる段階でベストプラクティスと高度なMetalの知識を取り入れることができ、初回プレイ可能な状態に仕上げるまでの所要時間をエージェントが大幅に短縮できるようになります。また、Metalツールでエージェントが新しくコマンドラインを利用できるようになり、Metalワークロードのキャプチャ、デバッグ、プロファイルを直接行えるようになりました。
  • 評価環境にMetal 4のサポートが追加され、ポーティングプロセスの最初の段階から、最新のAPIに対して互換性とパフォーマンスをテストできるようになりました。

始めるのは簡単

  • 新しいゲームポーティングスキルを使用し、ポーティングプロセスのあらゆる段階でベストプラクティスと高度なMetalの知識を取り入れることで、統一されたゲームプラットフォームへゲームをポーティングする際の所要時間を大幅に短縮できます。また、Metalツールでエージェントがコマンドラインを利用して、Metalワークロードのキャプチャとデバッグを直接行えるようになりました。
  • WindowsバイナリをWindowsゲームの評価環境で実行してベースラインのパフォーマンスの推定値を取得し、シェーダが正しく変換されることを確認します。Metal Performance HUD、Metalデバッガ、Metal System TraceなどのMetalツールを使って、ゲームの評価をさらに進めることができます。
  • ヒューマンインターフェイスガイドラインを確認して、Mac、iPhone、iPadで素晴らしい体験を届ける方法を学びましょう。
  • Mac Remote Developer Tools for Windowsを活用すると、Windowsパソコン上のMicrosoft Visual Studio内からリモートでmacOSにアクセスしてゲームを構築、デバッグできます。
  • ゲームのポーティングサンプルコードを使って、ゲームのサブシステムをAppleフレームワークにマッピングする方法を確認できます。Metalシェーダコンバータは、HLSLシェーダをMetalに移行する際に役立ちます。Metal-cppでは、C++の経験がある方なら馴染みのあるインターフェイスでMetalフレームワークを使い始めることができます。

ツールキットを使ってできること

新しいクロスプラットフォームゲームを開発する場合でも、既存のゲームをポーティングする場合でも、Game Porting Toolkit 3なら最適な方法でゲームをAppleデバイスに展開できます。

ゲームポーティングに関するエージェントスキルを活用する

AppleのGitHubにおけるコンパニオンリポジトリは、オープンソースのエージェントスキルとサンプルコードを組み合わせることで、ポーティングプロセスの全体でAIコーディングエージェントの活用を支援し、高品質なポーティングを行ってAppleプラットフォーム向けのリリースを迅速に完了できるようにします。これらのスキルは、DirectXからMetalへのポーティング、Metalのコマンドラインツールによる直接のデバッグ、より多くのゲームコントローラへの対応、プレイヤー体験の向上、ゲームの最適化に役立ちます。

Appleシリコン上でWindows実行可能ファイルを評価する

ゲームがAppleシリコン上でどのように動作するか、またはグラフィックスがポーティング可能かどうかを調べるには、Windowsゲームの評価環境を利用し、Appleシリコン上で未変更のWindows実行可能ファイルを評価します。ゲームをテストし、パフォーマンスを把握して、シェーダを検証することができます。

既存の機能(スパースバッファとスパーステクスチャ、パフォーマンス解析、HDR、アップスケーリング、ノイズ除去、フレーム生成など)に加え、最新バージョンではMetal 4にフル対応しています。

Metal HUD、Metal GPUキャプチャ、Metal System TraceなどのMetalツールを使って、ゲームの評価中にデバッグやプロファイルを開始することもできます。この評価環境は、コミュニティプロジェクト(Homebrewなど)や製品(CodeWeaversのCrossOverなど)を利用するなど、さまざまな方法で利用を開始できます。詳しくは、「Appleプラットフォームへの高度なゲームのポーティング」をご参照ください。

Appleデバイス向けにゲームをデザインする

プレイヤーは、自分のデバイス上で快適にゲームを楽しめることを期待しています。ゲーム向けのデザインに関してますます充実したヒューマンインターフェイスガイドラインを活用することで、プレイヤーを魅了し、継続的な利用につなげることができます。フルスクリーンのゲームコンテンツを最適にサポートする方法から、ゲーマーが好む画面上のバーチャルコントロールをデザインする方法まで、重要なトピックについて詳しく解説しています。

ゲームのポーティングサンプルコードから学ぶ

これらのサンプルは、Mac、iPad、iPhoneに同時に高性能なゲームを公開したデベロッパから得た知見に基づいています。Windowsのディスプレイ、入力、オーディオのAPIを変換する方法や、一度作成したシェーダをあらゆる場所に展開する方法など、基本的な手順を学ぶことができます。

まずはMacでビルドして実行し、その後iPadとiPhoneで実行します。

今ではMacからiPadやiPhoneへの展開がさらに簡単になりました。ゲームのポーティングサンプルコードを確認し、これらのデバイス向けにゲームをビルドする手順を学びましょう。

シェーダコードをMetalに変換する

ゲームアセットをポーティングする際は、Metalシェーダコンバータを使って、DirectX Intermediate Language(DXIL)をAppleシリコン搭載のMac、iPad、iPhoneに対応するMetalライブラリに変換することで、時間を短縮できます。最新バージョンでは、フレームバッファフェッチ、関数定数、新しい交差関数バッファなど、Metalの複数の機能が追加でサポートされています。デバッグ情報がサポートされ、XcodeでMetalツールを使って、変換されたシェーダをデバッグ、プロファイル、検証できます。

MetalでC++を使用する

Metalを導入する際は、レンダリングチームが有するC++の専門知識を活用してください。Metal-cppでは、C++からMetal APIとMetalFX API全体にアクセスでき、Metal Objective-Cヘッダと比較してもオーバーヘッドの負担はありません。

既存のビルドインフラストラクチャを活用する

Windowsアセット作成パイプラインがある場合は、Windows向けのMetalデベロッパツールを使うと、既存のインフラストラクチャでAppleデバイス向けのアセットを構築できます。Metalコンパイラとオフラインバイナリジェネレータを使用して、Apple GPU向けのグラフィックスシェーダとコンピューティングシェーダをコンパイルおよび調整し、Metalテクスチャコンバータを使って、Metalがサポートする形式にテクスチャを変換します。

Visual Studio内からリモートでビルドする

Mac Remote Developer Tools for Windowsを使って、リモートプロジェクトのビルドとデバッグ用にMacを設定することで、時間の短縮とクロスプラットフォーム開発の簡素化を実現できます。このツールにより、Microsoft Visual Studio内から対象のMac上にCMakeベースのプロジェクトをビルドできるため、ゲームのポーティングを実行し、Appleプラットフォームへのクロスプラットフォームプロジェクトのポーティングミスを早期に検出できます。