iPadOS向けの開発

iPadならではの体験を活かしたアプリやゲームを開発しましょう。ユーザーにとって最も重要なコンテンツを引き立てる新しいデザインを活用できます。コントロール、ウィジェット、ライブアクティビティを使用してさらにカスタマイズすると、アプリに関する情報をシステム内のさまざまな場所に表示できます。また、Apple Intelligenceにより、優れたパフォーマンスとプライバシー機能を兼ね備えたパーソナルインテリジェンスをアプリに取り入れ、新しい機能を提供することできます。

iPadOSの特徴

新しいデザイン

デザインがかつてないほど大幅にアップデートされました。すべてのAppleプラットフォームに共通するこの新デザインは、ユーザーにとって最も重要なコンテンツを引き立てます。また、各プラットフォームのユニークな特徴を維持すると同時に、プラットフォーム間で統一されたデザイン言語を実現しています。

この印象的な新しいマテリアルがLiquid Glassです。ガラスの光学的特性となめらかな流動感を兼ね備えており、その下にあるコンテンツの表示を屈折させ、周囲の光を反射し、エッジに沿って艶やかなレンズエフェクトをもたらします。

Apple Intelligence

Appleオペレーティングシステムの中核に組み込まれたApple Intelligenceは、作文ツール、ジェン文字、Image Playgroundなどの各種機能によってさまざまなタスクを支援する、パーソナルインテリジェンスシステムです。

Foundation Modelフレームワークにより、Apple Intelligenceの中核をなす大規模言語モデルを利用できるようになりました。このフレームワークでは、テキストの抽出や要約などのモデル機能を利用して、アプリのインテリジェントな機能を強化できます。

オンデバイスのモデルなので、ユーザーデータのプライバシーが確保されます。このモデルは常時デバイスで利用できるので、構築した機能はオフラインでも動作します。しかも、リクエストに制限はなく、すべて無料で利用できます。

App Intent

App Intentフレームワークを使うと、ユーザーはアプリを開いていない時でも、アプリの主要な機能を簡単に見つけて利用することできます。

このフレームワークを介して、アプリアクションやコンテンツがSiri、Spotlight、ウィジェット、コントロールなどのシステム機能と密接に統合されます。App Intentは、コンテキストに応じたアクションボタンの機能、ウィジェットのインタラクティブ機能、ショートカットによる自動化、コントロールセンターでの迅速な操作などに利用できます。

また、アプリ固有のビジュアル検索ロジックを、ビジュアルインテリジェンスのコンテンツに適用できるようになりました。検索結果にアプリ内コンテンツが直接表示されるため、ユーザーはそこからアプリ内にディープリンクで移動することできます。

Apple Pencil

Apple Pencilは、絵を描く、スケッチをする、色を塗る、メモを取る、Eメールに注釈を加えるなどの作業に最適です。直感的なタッチサーフェスは、ダブルタップとスクイーズのジェスチャ、触覚フィードバック、バレルロール角度トラッキングに対応しています。またPencilKitを使えば、キャンバス、応答性に優れたインク、豊富なツールパレット、描画モデルをiPadOSで利用して、高品質な描画体験をアプリ上で簡単に実現できます。

ライブアクティビティ

ライブアクティビティを使用すると、ユーザーは、天気予報、野球のスコア、フードデリバリーの配達時間など、アプリの最新情報をロック画面またはDynamic Islandで一目で確認できるようになります。

ライブアクティビティではデータが頻繁に更新されるだけでなく、ユーザーが情報を対話的に操作できます。既存のプッシュ通知システム以上の頻度でコンテンツやステータスが更新されるアプリの場合、ライブアクティビティを使用することで、ユーザーは、ライブイベント、アクティビティ、数時間にわたるタスクなどの最新情報を柔軟に確認できます。

通知

ローカル通知やプッシュ通知を作成して価値あるタイムリーな情報を表示し、ユーザーが一目で理解できるようにしましょう。通知では、アプリがバックグラウンドで実行されているか、非アクティブかにかかわらず、関連性の高いコンテンツの最新情報をユーザーに知らせることができます。通知の方法には、メッセージを表示する、音を鳴らす、アプリアイコンのバッジをアップデートする、などがあります。また、Apple Push Notification service(APNs)のブロードキャスト機能を使用すれば、ライブアクティビティを大規模に更新し、1回のプッシュ通知送信で登録しているすべてのユーザーに情報を配信できます。

マルチタスク

Slide Over、Split View、ピクチャ・イン・ピクチャなどのマルチタスク機能により、ユーザーは直感的なジェスチャでアプリをすばやく切り替えることができます。

アプリにMulti-Touch APIを実装すると、テキスト、画像、ファイルをアプリ間で移動できるようになります。アプリをドラッグ&ドロップに対応させて、コンテンツをすばやくスムーズに移動できるようにしましょう。

さらに、アプリをマルチウインドウに対応させることもできます。例えば、ユーザーが文書作成アプリを使用している場合、複数の文書で同時に作業したり、そのアプリをSplit Viewまたは複数の領域で使用したり、Slide Overを使って複数のアプリを操作したりできます。

その他のAppleプラットフォームを確認する

作成した素晴らしいアプリやゲームは、すべてのAppleプラットフォームとシームレスに統合できます。一度構築すれば、統合されたエコシステムにデプロイすることができます。